日本のIT業界での会社選択

今まで数年に渡りエンジニアとして働いてきて、その辺の経験を踏まえてこんな感じで会社選択するときっと幸せなんじゃないかと思う。

なお、以下を条件とします。

・正社員数年目のエンジニア

・入社当時、あまりやりたいことが無かった。何となく入った。

・副業なし

 

◆会社のポジションと簡単な解説

①サービス提供または案件の1次受注者

 ⇒元請です。ピラミッドの頂上に属します。

②2次受け

⇒①の次です。人員不足や技術力が高いと多大な裁量権が貰える事もあります。

③それ以降

⇒②以降です。基本的には裁量権は最小限です。

 

◆それぞれの生き方

①の場合

⇒そのままキャリアを積むのがお勧めです。研鑽しやすい環境が多いので、自らの価値も高めやすいです。

転職する場合は勢いで決めるより、会社内でやりたい事を探してからの方が良い事が多いです。事前体験が無い場合、未知の環境変化は想像よりストレスになります。

例外的に、待遇改善を求める場合は外部へ転職した方が良いです。一流企業でも労働環境はブラックなんて事もあるようです。(新卒で入ってそのままの場合はそれが当たり前なので会社的にも多数派になり改善しにくい)

 

②の場合

⇒案件選択と裁量権がどの程度あるかによって分かれます。

・両方ともある場合:そのままでも良いと思います。1次との格差は見てはいけません。引き換えに彼らは責任を負わされている事が多いので、そうじゃない事を良しとして立ち回りましょう。

・片方の場合:楽な案件で生きる考えならそのままで良いと思います。

仕事を通じて研鑽していきたいという考えの場合は、他方の壁が待っていることが多いので、経験を元に1次に転職しましょう。

 

③の場合

⇒より上位に転職しましょう。正社員の場合は残念ながら奴隷です。現状の待遇などにおける不満はまず解決されません。

 

◆結局

・ホワイトな上位会社を探して転職。これが多分最強。

・x次受けの数値が大きくなるほど、待遇・仕事での理不尽さが増えて不幸になる確率が高い。

・ホワイトな上位会社は倍率が高いので、叶わなかった場合の話はまた次回。